ドルフィンプロジェクトとは

リック氏はドルフィン・プロジェクトの創設者/ディレクターで、最初の10年間は生け捕られたイルカ産業に関わりました。そして、その後48年間イルカの捕獲に反対しています。

ドルフィンプロジェクト リックオバリー

1960年代、リック氏はアメリカのマイアミ水族館で働いていました。そこで彼はイルカを生け捕りイルカに訓練をしていました。そのイルカ達の中に、全米で人気番組となった「フリッパー」という役をこなしたイルカがいました。リック氏は世界で初めて生け捕られアメリカ南部の水族館で飼育されていたシャチのヒューゴにも芸を仕込みました。

フリッパーの役の大半を演じたキャシーという名のイルカは、リック氏の腕の中で息を引き取ったとき、リック氏はイルカを捕え訓練をし芸をさせることは「悪」以外のなにものでもないと悟りました。その瞬間から生涯をかけて自分がするべきことを知ったのです。

1970年に開催された初のアースデーでは、リック氏は数千億円規模のイルカ捕獲産業に対し大きなキャンペーンを立ち上げ、ドルフィン・プロジェクトが発足されました。

世界中のイルカたちが人間によって生け捕られたり殺されたりすることを失くしイルカを守ることです。私たちは、米国、バハマ、グアテマラ、ニカラグア、ハイチ、インドネシア、韓国で捕らわれていたイルカ達が自然の中で再び生きていけるようイルカ達にリハビリを行いました。また、インドネシア政府と協力して、インドネシアでのイルカの捕獲を終わらせるためのキャンペーンにも力を入れました。世界中の人たちと協力して行っているイルカ捕獲産業に対する私たちの世界的なキャンペーンは、人々のイルカの捕獲への見方を変えています。人々の考えや法律を変え、世界のどこにいてもイルカ達が守られていることが私たちの望みなのです。一緒にイルカを守ろう!