![ドルフィンプロジェクト リックオバリー](https://www.dolphinproject.jp/wp-content/uploads/2020/06/Ric_O_Barry_by_David_Higgs-1.jpg)
リック・オバリー氏はドルフィンプロジェクトの創設者/ディレクターで、最初の10年間は生け捕られたイルカ産業に関わりました。そして、その後50年間イルカの捕獲に反対しています。
1960年代、リック氏はアメリカのマイアミ水族館で働いていました。そこで彼はイルカを生け捕りイルカに訓練をしていました。そのイルカ達の中に、全米で人気番組となった「フリッパー」という役をこなしたイルカがいました。リック氏は世界で初めて生け捕られアメリカ南部の水族館で飼育されていたシャチのヒューゴにも芸を仕込みました。
元イルカトレーナー
![リック・オバリー イルカトレーナー](https://www.dolphinproject.jp/wp-content/uploads/2020/09/Ric-1.jpg)
フリッパーの役の大半を演じたキャシーという名のイルカは、リック氏の腕の中で息を引き取ったとき、リック氏はイルカを捕え訓練をし芸をさせることは「悪」以外のなにものでもないと悟りました。その瞬間から生涯をかけて自分がするべきことを知ったのです。1970年に開催された初のアースデーでは、リック氏は数千億円規模のイルカ捕獲産業に対し大きなキャンペーンを立ち上げ、ドルフィンプロジェクトが発足されました。ドルフィン・プロジェクトの使命は、世界中のイルカたちが人間によって生け捕られたり殺されたりすることを失くしイルカを守ることです。
イルカの解放
これまでの50年に渡って、何頭ものイルカをリハビリして海に戻し、捕獲されていたイルカを扱う世界初の保護施設を建設し、数ヵ国でのイルカの搾取利用を終わらせるために努力してきました。
![リック・オバリー インドネシア ドルフィンプロジェクト](https://www.dolphinproject.jp/wp-content/uploads/2020/09/Ric-3.jpg)
![リック・オバリー アメリカの大塗料との出会い](https://www.dolphinproject.jp/wp-content/uploads/2020/09/Ric-4.jpg)
![リック・オバリー 太地町 イルカ漁](https://www.dolphinproject.jp/wp-content/uploads/2020/09/Ric-6.jpg)
![リック・オバリー ドイツ](https://www.dolphinproject.jp/wp-content/uploads/2020/09/Ric-7.jpg)
![リック・オバリー シャチトレーナー](https://www.dolphinproject.jp/wp-content/uploads/2020/09/Ric-8.jpg)
![リック・オバリー](https://www.dolphinproject.jp/wp-content/uploads/2020/09/Ric-9.jpg)
イルカのリハビリ
リック・オバリー氏は、飼育されたイルカをリハビリして海に戻す分野の先駆者と呼ばれています。リック氏のおかげでドルフィン・プロジェクトは、米国、バハマ、グアテマラ、ニカラグア、ハイチ、インドネシア、韓国で捕らわれていたイルカ達が自然の中で再び生きていけるようイルカ達にリハビリを行いました。また、インドネシア政府と協力して、インドネシアでのイルカの捕獲を終わらせるためのキャンペーンにも力を入れました。世界中の人たちと協力して行っているイルカ捕獲産業に対する私たちの世界的なキャンペーンは、人々のイルカの捕獲への見方を変えています。
![リック・オバリー イルカのリハビリ](https://www.dolphinproject.jp/wp-content/uploads/2020/09/Ric-2.jpg)